黒カビなどの頑固な汚れを落とすには、必須のトイレハイター。
成分が強いので、使い方を間違えると思わぬトラブルになりかねない危険な道具です。
使用方法をしっかりと理解して、汚れを綺麗にしましょう!
トイレハイターとは??
トイレハイターは、除菌漂白剤です。液体に若干の粘りがあり、カビや雑菌の蓄積で発生した黒カビ汚れを落としてくれます。塩素系漂白剤と呼ばれることもあります。塩素系漂白剤は、酸性の物質と混合すると、有毒ガスを発します。
そのため、ハイターを使用するときは、ハイターだけにして、他の洗剤は使用しないように注意が必要です。
キッチンハイターとの違い
ハイターと聞いて一番最初に思い浮かぶのが、キッチンハイターではないでしょうか?
トイレハイターとキッチンハイターの違いは、含まれる成分の違いだけです。
トイレハイターの成分
成分の名前 | 機能の名前 |
---|---|
水 | 工程材 |
次亜塩素酸ナトリウム(塩素系) | 漂白剤 |
水酸化ナトリウム | アルカリ剤 |
キッチンハイターの成分
成分の名前 | 機能の名前 |
---|---|
水 | 工程材 |
次亜塩素酸ナトリウム(塩素系) | 漂白剤 |
水酸化ナトリウム | アルカリ剤 |
アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム | 界面活性剤 |
キッチンハイターには、界面活性剤が含まれているため、
漂白だけではなく、軽い汚れも落とすことが可能です。そのため、トイレハイターの代わりにキッチンハイターを使用することは出来ます。しかし、あくまでもキッチン用なのでトイレに使用すると、変色、傷の原因になる場合があります。
ハイターを用いた掃除方法
STEP.1
窓や扉を開けて換気
ハイターは、塩素系漂白剤で非常に成分が強いので、十分に換気をし、手袋をつけます。
STEP.2
ハイターをかけ浸透させる
汚れている部分に、ハイターをかけ、かけた部分にティッシュを貼り付けさらに上からハイターをかけます。その状態で10分~15分ほど放置します。
STEP.3
ティッシュを取り、便器をこする
10分程度、経過したら貼り付けていたティッシュを取り、ブラシで便器をこすります。この時、直接手でティッシュを触ると、手荒れの原因になりますので注意してください。
STEP.4
水を流す
塩素系漂白剤は、匂いが強烈なので、2回~3回水を流して漂白剤が残らないようにしましょう。
ハイターの使用頻度
ハイターを用いた掃除は、1週間に1回がおすすめです。
イメージとしては、週末に1週間で溜まった汚れを落とすイメージになります。あまりやりすぎても便器を痛める原因になりますし、
放置しすぎても、汚れが溜まり悪臭の原因に繋がります。
ハイターを正しい頻度で使用することで、トイレを常に清潔な状態にしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ハイターはトイレハイターではなく、キッチンハイターでも使用できますが、本記事では推奨は致しません。
それぞれの使用用途を守り、正しい方法でトイレを綺麗にしましょう。
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